洋画 PR

映画ターミネーターシリーズ全作品感想と観る順番!時系列やキャストの変化とともに紹介するよ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事はこんな人におすすめ!

  • 映画「ターミネーター」シリーズを観ようと思っている
  • 映画「ターミネーター」シリーズの時系列が知りたい
くれい
くれい
こんにちは。

人類と機械の戦いを過去から未来まで壮大なスケールで描く、映画「ターミネーター」シリーズ。

作中でタイムスリップがあるので時系列が複雑だったり、作品によって世界線が違ったりするのでどんな順番で観ればいいか迷いますよね。

今回は、実際にシリーズ全作品を観た僕が、それぞれの作品の感想と観る順番を時系列やキャストの変化とともに紹介します!

映画「ターミネーター」シリーズとは?

映画「ターミネーター」シリーズは、1985年公開(アメリカでは1984年公開)の映画「ターミネーター」からスタートした映画シリーズ。

2019年12月現在、公開されている映画シリーズは以下の6作品です(公開順)。

  • ターミネーター
  • ターミネーター2
  • ターミネーター3
  • ターミネーター4
  • ターミネーター:新起動/ジェニシス
  • ターミネーター:ニュー・フェイト

また、公開されている海外ドラマシリーズは以下の1作品です。

  • ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ

どんなあらすじなの?

核戦争後の近未来、「スカイネット」という人工知能が人類に反乱を起こし、機械軍を操って人類を殲滅しようした。

機械軍と戦争になった人類は、指導者のジョン・コナー率いる抵抗軍の活躍によって勝利目前となる。

そこでスカイネットは、ジョン・コナーを産む前に母であるサラを抹殺しようと、ターミネーター(T-800)をタイムスリップさせる。

ジョンもそれに対抗し、同じ時代に抵抗軍の軍曹であるカイル・リースを送り込む。

時系列順に並べると?

映画「ターミネーター」シリーズは、作中でタイムスリップが絡んでくるので時系列が複雑です。

しかし、それぞれの物語のメインとなる舞台は公開順=時系列順になっています。

メインとなる舞台
ターミネーター1984年
ターミネーター21994年
ターミネーター32004年
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ2007年
ターミネーター42018年
ターミネーター:ニュー・フェイト2020年

また、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」はシリーズのリブート版なので、「ターミネーター」と同じ1984年が舞台となっています。

メインとなる舞台
ターミネーター:新起動/ジェニシス1984年

世界線も違う?

映画「ターミネーター」シリーズは、全作品が同じ世界線で繋がっているかというと、そうではありません。

まず、ジェームズ・キャメロン監督の「ターミネーター」「ターミネーター2」は、同じ監督、キャスト、スタッフ、世界線となっています。

ターミネーター→ターミネーター2

そして、「ターミネーター:ニュー・フェイト」がその正当な続編となっています。

ターミネーター→ターミネーター2→ターミネーター:ニュー・フェイト

「ターミネーター3」「ターミネーター4」も前2作の続編ですが、監督、キャスト、スタッフが違うので、正当な続編とはいえません。

ターミネーター→ターミネーター2→ターミネーター3→ターミネーター4

「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」も前2作の続編ですが、「ターミネーター3」「ターミネーター4」とも別の世界線となっています。

ターミネーター→ターミネーター2→ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ

つまり、映画「ターミネーター」シリーズは、「ターミネーター」「ターミネーター2」を基準にして3つの世界線に分かれているというわけです。

 

映画「ターミネーター」シリーズの主要登場人物とキャストの変化

では、映画「ターミネーター」シリーズを観るうえで主要となる登場人物を紹介していきます。

また、3つの世界線それぞれでキャストも変わっているので、各作品のキャストも合わせて紹介していきます。

1.ターミネーター(T-800)

 

ターミネーター(T-800)は、未来で人類の敵となる人類抹殺用アンドロイド「ターミネーター」の初期型です。

2026年に量産開始され、後に作られるターミネーターの「T-1000」「T-X」よりは性能が劣ります。

前の型のT-600は人間と区別がつく姿でしたが、T-800~の型は人間そっくりの姿なので、アンドロイドだと気づかれずに任務が遂行できます。

そんなT-800は、未来で人類と戦争する人工知能「スカイネット」によって、過去に送り込まれます。

その理由は、未来で人類を指揮する指導者ジョン・コナーを、母親であるサラ・コナーをジョンを産む前に殺すことによって存在自体を消そうというものでした。

各作品でのキャストは、以下のとおりです。

キャスト
ターミネーターアーノルド・シュワルツェネッガー
ターミネーター2アーノルド・シュワルツェネッガー
ターミネーター3アーノルド・シュワルツェネッガー
ターミネーター4×
ターミネーター:新起動/ジェニシスアーノルド・シュワルツェネッガー
ターミネーター:ニュー・フェイトアーノルド・シュワルツェネッガー
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ×

2.サラ・コナー

 

サラ・コナーは、未来に起こる「人類と機械軍の戦争」において人類の指揮を執る指導者ジョン・コナーの母です。

戦争に負けそうになったスカイネットが、ジョン・コナーを産む前に母であるサラを抹殺しようとターミネーター(T-800)を送り込みます。

各作品でのキャストは、以下のとおりです。

キャスト
ターミネーターリンダ・ハミルトン
ターミネーター2リンダ・ハミルトン
ターミネーター3×
ターミネーター4リンダ・ハミルトン(声のみ)
ターミネーター:新起動/ジェニシスエミリア・クラーク
ターミネーター:ニュー・フェイトリンダ・ハミルトン
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズレナ・ヘディ

3.カイル・リース

 

カイル・リースは、未来でジョン・コナーの指揮する抵抗軍の軍曹を務めています。

ジョンの命令によって、過去のサラ・コナーを守るべくT-800が送られた1984年にタイムスリップします。

各作品でのキャストは、以下のとおりです。

キャスト
ターミネーターマイケル・ビーン
ターミネーター2マイケル・ビーン
ターミネーター3×
ターミネーター4アントン・イェルチン
ターミネーター:新起動/ジェニシスジェイ・コートニー
ブライアント・プリンス(少年時代)
ターミネーター:ニュー・フェイト×
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズジョナサン・ジャクソン
スカイラー・ギソンド(少年時代)

4.ジョン・コナー

 

ジョン・コナーは、未来の「人類と機械軍の戦争」で人類(抵抗軍)の指揮を執る指導者です。

各作品でのキャストは、以下のとおりです。

キャスト
ターミネーター×
ターミネーター2エドワード・ファーロング
マイケル・エドワーズ(中年時代)
ダルトン・アボット(幼児時代)
ターミネーター3ニック・スタール
ターミネーター4クリスチャン・ベール
ターミネーター:新起動/ジェニシスジェイソン・クラーク
ターミネーター:ニュー・フェイトエドワード・ファーロング
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズトーマス・デッカー

 

映画「ターミネーター」シリーズ全作品感想とおすすめの観る順番を紹介!

ここまで映画「ターミネーター」シリーズについて解説してきましたが、このシリーズは一体どんな順番で観ればいいのでしょうか?

全作品観ている僕が、各作品の感想とともにおすすめの観る順番を紹介していきます。

1.ターミネーター

まずは、全ての始まりとなった1作目「ターミネーター」から観ていくのがおすすめ。

人類と機械軍の戦争、ターミネーターが過去へ送られた理由、ジョン・コナーが誕生した理由、というこのシリーズを観るうえで欠かせない初期知識が把握できます。

また、「ターミネーターがどこまでも追いかけてくる恐怖」が前面に出ていて、終始真顔の若きアーノルド・シュワルツェネッガーが名演技すぎます。

ターミネーターとの命懸けの鬼ごっこが進む中、ラストでターミネーターがエンドスケルトン(骨格だけ)になってでも追ってくるシーンは、トラウマ必至の名シーン。

僕もそのシーンが大好きで、昔ながらのストップモーション・アニメーション(コマ撮り)で撮られていて不穏な雰囲気を出しているのが見どころです。

近未来において、人類と機械軍の熾烈な戦いが行われている中、その最後の戦いは、過去であるはずの今夜に始まろうとしていた。

筋骨逞しい男性が現れ、服や銃を強奪し、「サラ・コナー」という名前と「ロサンゼルス」という住所だけを頼りに、電話帳に載っている同姓同名の女性を順番に殺していく。一方、別の若い男性も、今ここが1984年5月12日木曜日のロサンゼルスであることを確認すると、悪夢にうなされつつ誰かを探し始める。

出典:ターミネーター (映画) – Wikipedia

予告編を観てみる

2.ターミネーター2

「ターミネーター2」は、ターミネーターシリーズの中で1番有名かつ最高傑作な作品。

ターミネーターの恐怖を描いた前作に対し、本作ではターミネーター(T-800)とサラ&ジョン親子が協力するうちに芽生える「友情」や「人間としての成長」が描かれます。

くれい
くれい
1と2では描いているテーマが全然違う!

前作のような鬼ごっこを求めている人には物足りないですが、人間ドラマに注目して観れば誰もが心打つ内容となっているので、老若男女問わずぜひ観てほしいです。

特にラストの「I’ll be back」のシーンは、誰もが1度は観たことがある、またはセリフだけなら聞いたことがあるほど映画史に残る名シーンでしょう。

あのシーンだけなら何てことないシーンですが、本作を最初から観てラストにあのシーンはマジで泣けます。

特に、ジョンに父親がいないっていうのが、T-800が父親のように見えて感動するんですよね…。

1994~95年のロサンゼルス。10年前のサラ・コナーとターミネーターの死闘を知る者は無く、30億人の人命が失われる1997年8月29日に起こり得るスカイネットと人類間の核戦争「審判の日」を記憶するサラは、サイバーダイン社への爆破未遂事件を起こした後、精神病患者として警察病院へ収監され、非人道的な拘束を受けていた。また、カイル・リースとの間に生まれた息子のジョンは養父母の下に引き取られていたが、最終戦争に備えるサラの偏った教育を受けたジョンは子供ながらにハッキングや武器の知識に精通しており、今では母の言動を与太話と断じながら非行に走る日々を送っていた。

出典:ターミネーター2 – Wikipedia

3.ターミネーター:ニュー・フェイト

「ターミネーター」「ターミネーター2」の正当な続編となった6作目。

3〜5作目にはいなかった、製作のジェームズ・キャメロンとサラ役のリンダ・ハミルトンが帰ってきたのは初期作品ファンには嬉しい限りです。

ただ、キャメロン製作で似たような内容であることは否めず、「懐かしい」と感じる人もいれば「焼き直し」だと感じる人もいるかもしれません。

正直、僕的に内容はそこまで面白くないんですが、初期2作から思いもよらぬ方向へ物語が展開していくので、それを知れただけでも観た価値はありました。

ここから新しいシリーズが始まりそうなので、その序章としては悪くないと思います。

サイバーダイン社の破壊とT-1000型ターミネーターとの死闘を経て、1997年に起きるはずだったスカイネットによる「審判の日」を阻止した1995年から3年後の1998年。サラ・コナーとその息子、ジョン・コナーはグアテマラのビーチで休息を取っていた。

出典:ターミネーター:ニュー・フェイト – Wikipedia

4.ターミネーター3

「黒歴史」とすら言われている、ターミネーターシリーズの3作目。

何故ここまで酷評されているのかというと、違う監督で予算をかけただけの商業的作品になってしまい、中身が薄っぺらくなってしまったからだと思います。

全体的にコメディシーンが多く、敵の女ターミネーターT-Xは前2作のような圧倒的強さがないので、終始緊張感がありません。

また、本作の改良版ターミネーター「T-850」がよく喋るのも受け入れ難いし、ジョン・コナーのキャストが変わってしまったのもファンとしては残念でした。

サラ・コナーも登場しないのですが、その理由がサラ役のリンダ・ハミルトンが脚本を読んで断ったということで、やはり出演者から見ても酷かったようですね。

T-1000との壮絶な死闘から10年後。スカイネットが人類に反乱し、核戦争が起きるはずだった1997年8月29日は無事に過ぎ去り、「審判の日」は回避されたかに思われた。母サラ・コナーを白血病で失い、青年に成長したジョン・コナーは、平穏かつ無目的な日々を送るが、未だに胸のどこかで不安を感じており、時にはターミネーターの夢を見ることさえもあった。

出典:ターミネーター3 – Wikipedia

予告編を観てみる

5.ターミネーター4

4作目の「ターミネーター4」は初期の2作ほどではないですが、「ターミネーター3」よりは断然面白いと思います。

今までは現代で未来から来たターミネーターと戦うというのがお決まりのパターンでしたが、本作の舞台は「審判の日」が終わった後の荒廃した世界です。

ターミネーターというより良質なSF戦争映画という感じですが、ジョンが「I’ll be back」と言うシーンがあったり、ジョンの顔の傷の理由が明らかになったりとファンが楽しめるシーンも多いです。

また、「ターミネーター3」ではいまいちキャラクターに魅力を感じられませんでしたが、本作では新キャラクターのマーカス・ライトがいい味を出しています。

本作の主人公はジョンですが、「蘇った死刑囚」としてキャラに魅力があるのはマーカスなので、マーカスが主人公のSF戦争映画だと思って観るとより楽しめそうですね。

(日本版では)2018年。地球上のあらゆる都市が、人類に反旗を翻した超高性能コンピューターネットワーク「スカイネット」による核攻撃を受けた「審判の日(ジャッジメント・デイ)」後の荒廃した世界。スカイネット率いる機械軍は、いよいよ人類に対する最後の総攻撃を仕掛けようとしていた。

出典:ターミネーター4 – Wikipedia

予告編を観てみる

6.ターミネーター:新起動/ジェニシス

「ターミネーター」「ターミネーター2」のリブート版+続編といった5作目。

今までのターミネーターシリーズを無かったことにして完全に別の世界線で作られているので、今までのファンには納得できない展開となっています。

この作品ではある「どんでん返し」が売りでもあるのですが、特にそれは賛否両論で、僕的にはイマイチでした。

それ以外では、懐かしのシーンが再現されていたり、久々に復活したシュワちゃんのターミネーターが観れたりと、往年のターミネーターファンも楽しめる部分はあります。

面白さは、「ターミネーター3以上ターミネーター4以下」といった感じです。

西暦2029年。「審判の日」から30年以上に渡って繰り広げられていた、未来を知る男ジョン・コナー率いる人類とスカイネット率いる殺人機械群の戦いは、人類の勝利に終わった。窮地に陥ったスカイネットは、ジョンの母サラ・コナーを殺害することで彼の存在自体を抹消すべくタイムマシンでターミネーターT-800を1984年に送り、人類側もそれを阻止すべく志願したカイル・リースが送り込まれることになる。しかしタイムトラベルの瞬間、カイルはジョンが何者かに背後から襲われるのを目撃する。

出典:ターミネーター:新起動/ジェニシス – Wikipedia

予告編を観てみる

7.ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ

「ターミネーター3」の公開後に放送された海外ドラマで、「ターミネーター」「ターミネーター2」のその後を描くもう1つの物語。

海外ドラマなのでテンポがよく、「ターミネーター3」より面白いと思いますが、シーズン2で打ち切りになってしまったため中途半端感が否めません。

しかし、カイルの兄であるデレク・リースが出てきたり、サマー・グロー演じる美少女ターミネーターが可愛かったりと、毎話毎話楽しく観れました。

ターミネーターの映画を全て観て、まだターミネーターの世界を観たいんだという人にはおすすめです!

サラ・コナーは未来の抵抗軍兵士カイル・リースとの間に息子ジョンをもうけた。そしてサラはカイルらとともに軍事システム「スカイネット」の研究データを破壊したはずだった。しかしスカイネットが反乱を起こし、機械軍が人類を絶滅へと追い込んでいた。カイルからの話で抵抗軍の指導者として立ち上がるのがジョン・コナーであることをサラは知っていた。スカイネットは未来から現代へ次々と殺人ロボット「ターミネーター」を送り込み、ジョンの殺害を企てる。

出典:ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ – Wikipedia

 

まとめ

ということで、映画「ターミネーター」シリーズそれぞれの作品の感想と観る順番を時系列やキャストの変化とともに紹介しました。

とにかく1と2が最強ですが、ターミネーターシリーズへのリスペクト満載で作られた4も面白かったです。

また、新起動/ジェニシスも老いたT-800と少女サラのコンビ、イ・ビョンホン版T-1000など見どころが多くありました。

これからもまだシリーズは終わらなそうですし、予習や復習も兼ねて当記事を参考に一気見してみてはいかがでしょうか?