この記事はこんな人におすすめ!
- 映画「人狼ゲーム」シリーズの全作品感想を知りたい
- 映画「人狼ゲーム」シリーズをどれから観ていいかわからない
命がけの人狼ゲームに高校生たちが挑む映画「人狼ゲーム」シリーズ、もう7作も出ているロングランシリーズなんですよね。
なので、初めて観る人はどんな順番で観ればいいか迷うと思います。
今回は、そんな人のために実際にシリーズ全作品を観た僕が、それぞれの作品の感想とおすすめの観る順番を紹介します!
Contents
映画「人狼ゲーム」シリーズとは?
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— ドラマ&映画『人狼ゲーム ロストエデン/インフェルノ』 (@jinrogame_movie) 2018年3月23日
アメリカ発祥のパーティーゲーム「汝は人狼なりや?(通称:人狼)」を元に、高校生が生き残りを賭けた騙し合いゲームに挑む映画「人狼ゲーム」シリーズ。
2013年に第1作「人狼ゲーム」が公開されてから、2018年公開の「人狼ゲーム インフェルノ」で第7作目となりました。
出演者には今旬の若手俳優・女優が据えられ、ブレイク前の大賀、土屋太鳳、森川葵、加藤諒なども出演した「役者の登竜門」的存在でもあります。
グロテスクな描写が苦手な人にはおすすめ出来ませんが、心理戦やサバイバルスリラーが好きな人は結構ハマると思いますよ!
映画「人狼ゲーム」シリーズの基本ルール
物語は、謎の建物内(場所不明)で拉致された高校生たちが目覚めるところから始まります。
彼らの首には致命傷を与えて死に至らしめる「殺人装置」が装着されていて、脱出しようとしたり不正行為を働いた場合はそれが作動します。
ゲームの順序は次の通りです!
- 参加者それぞれのポケットには「役職」の書かれたカードが入っている。それを人に見せたり人のカードを見てはいけない。
- 基本的な役職は村人、人狼、予言者、用心棒。毎日投票で「人狼だと思われる人」を1人決めて処刑、人狼がいなくなれば村人、予言者、用心棒の勝利、人狼とそれ以外の人の人数が同じになれば人狼の勝利となる。
- 役職にはそれぞれ役割があるが、村人は無し。予言者は毎晩1人指名して「村人か人狼か」を占うことができ、人狼は毎晩1人殺さなければいけない。用心棒は毎晩1人を指名して人狼の襲撃から守ることができる。
- ゲームの勝者で賞金1億円を山分けする。
村人たちは人狼を探し処刑するため、人狼たちは最後まで生き残るために嘘を付き合います。
観客も主人公以外は誰が何の役職かわからないので、推理しながらスリリングな展開を楽しむことが出来ます!
映画「人狼ゲーム」シリーズ全作品感想とおすすめの観る順番を紹介!
では、映画「人狼ゲーム」シリーズの全作品感想をおすすめの観る順番と一緒に紹介していきます!
1.人狼ゲーム (2013)
シリーズが進むにつれて役職が追加されて複雑になっていくので、まずはルールを理解するためにも、この1作目を観ておくのがおすすめ。
本作では役職は人狼、村人、予言者の3つしかありません。
出演者も他の作品では1人か2人くらいしか知名度のある役者は出ないのに、ここでは桜庭ななみ、大賀、岡山天音、藤井美菜といった比較的見かける役者が多いのも見やすいかと思います。
若き大賀の演技と竹富聖花の可愛さだけでも観る価値はありますが、桜庭ななみ演じる主人公のゲームへのやる気の無さにはイライラするかもしれないです…。
しかし、ラストシーンはそれを取り戻すくらいの良さがありました。「なんでお前知ってんだよ」というある謎と、それが解けるちょっとしたどんでん返しな展開もいい感じ。
全作品の中ではビーストサイド、ラヴァーズに次ぐ3番目くらいの面白さでした!
高校2年生の愛梨は、アルバイトの帰りに何者かに拉致される。同じ場所には男女10人の高校生が集められ、部屋のモニターから何者かに「この場で起きていることは撮影され、中継されています」と告げられ、「人狼ゲーム」を強制的に開始させられる。ゲームを進めると、そのルールに従って決めた処刑対象者が実際に殺されていく。
2.人狼ゲーム ビーストサイド (2014)
シリーズ最高傑作との声が高い2作目。
前作の主人公だったやる気の無い村人に打って変わって、土屋太鳳演じる男勝りなロック女子が人狼として活躍するのがメチャクチャかっこいいです。
最初誰もこのゲームを信じてなくてヘラヘラしている時間が長いのが微妙ではありますが、土屋太鳳がかっこいいので全然観てられます。
シリーズ1面白いし1番好きな作品ですが、正直感想は「土屋太鳳がかっこいい」しか出てきません。(笑)
森川葵との「村人と人狼」という枠を超えた複雑な友情が生まれるのも見どころですね。
とはいえ「人狼ゲーム」シリーズの中で断トツでおすすめしたいのが本作。土屋太鳳に可愛いイメージしか持ってない人には、結構な衝撃作だと思いますよ!
あたし、樺山由佳は、2度目の殺戮ゲームの席に着いていた。参加者は10名。みんな突然この部屋に連れてこられた高校生たちだ。「人狼」のカードをあたえられたあたしは、村人たちをあざむき、ひとりずつ殺していかなくちゃならない。
3.人狼ゲーム ラヴァーズ (2017)
3作目、4作目と微妙な出来なものが続きましたが、5作目となる本作は「全員人狼ゲームの勝者」という(アベンジャーズ的な)オールスター感があってドキドキしました。
主演の古畑星夏という女優は初めて知ったのですが、端麗な顔立ちで存在感も強くて良かったです。
内容としては新しく加わった役職「キューピッド」と「恋人」で複雑さが増していて、ゲームを面白くするのに上手く機能しています。
皆も気になっていたであろう運営側についても詳細に語られ、このあとの新作は惰性になってしまうんだろうなーというのが感想。
最後の意外な展開とか友情とか主人公の強気な性格とかビーストサイドに似ていると思う点は多々あるものの、シリーズ全体では2番目の面白さでした!
拉致・監禁された高校生たちに殺し合いをさせ、生き残ったものには1億円が与えられる“殺戮ゲーム”人呼んで<人狼ゲーム>。目覚めると私はそこに参加していた。今回の参加者は、全員が人狼ゲームを勝ち上がった経験者らしい。私、高野蘭子も同じ。家族を借金から救うために、もう一度このゲームに勝たないといけない。
以上の3作品が僕が個人的に面白いと思ったもので、あとの作品は何も観るものが無いときにでも観ればいいと思います!
4.人狼ゲーム ロストエデン (2018)
マンネリ解消のため?だと思いますが、初の連ドラ化となったドラマ版。
ドラマになることで余った尺を初めてゲーム中の外の世界を描くことに使っていますが、特に新しい情報は無いし茶番感はハンパない…。
感想は、主演の武田玲奈と友達役の上野優華がただただ可愛いっていうことだけ。とはいえ「誰が次死ぬのか?」というドキドキ感と、続きが気になる連ドラの相性の良さは感じました。
ロストエデン単独としてはかなり物足りないですが、インフェルノへの壮大な予告編と思えばなかなか面白い試みだと思います。
インフェルノを観る人は、事前にロストエデンを観ておいた方がより武田玲奈演じる主人公に感情移入できると思いますよ!
クラスメイト10人で殺し合う「人狼ゲーム」に強制参加させられた野々山紘実(武田玲奈)。それは、“村人”と“人狼”となって騙し合い、負けたものを殺戮する死のゲームだった。
5.人狼ゲーム インフェルノ (2018)
そしてロストエデンで村人だった武田玲奈が、7作目のインフェルノでは人狼に。
前作では大人しい優等生だった彼女が、腹をくくり人狼として勝利を目指すさまは「狂気」の一言です。
特に友達だった上野優華が村人になってしまったことで、「友情」と「生き残りたい気持ち」との間で揺れる姿は、正にこのゲームの怖さを物語っています。
上野優華が「信じたよ?」と武田玲奈に問いかけたのに対して、武田玲奈が一切顔を見ずにナイフを取りに行ったのには鳥肌が立ちました…。
ロストエデンを観たことでより感情移入できたということもあり、映画の中では4番目の面白さでした。
クラスメイト10人で殺し合う「人狼ゲーム」に強制参加させられた野々山紘美(武田玲奈)。それは、“村人”と“人狼”となって騙し合い、負けたものを殺戮する死のゲームだった。その上、紘美に与えられた役職は、友達をその手で惨殺しなければいけない“人狼”…。一方、事件を追う刑事たちは、ゲームを支配する謎の男(水野勝)にたどり着く。この地獄の中、紘美は本当の終わりを目指し、最後のゲームを開始する…。
6.人狼ゲーム プリズン・ブレイク (2016)
シリーズ中唯一主人公の役職まで隠された4作目。
最後まで推理が楽しめるし、隠された役職を利用した結末は悪くなかったと思います。
気になったのは彼女たちがタイトルの通り「建物からの脱出」を企ていて、そこで彼女たちが利用したのが監視カメラの死角だったこと。
見えないところで計画を進めるのは別にいいんですが、普通にそのことを会話していてマイクで聞かれてないの?と気になってリアリティを感じられませんでした…。
変な要素を加えるとイマイチになる、という典型的な作品ではないでしょうか。
拉致・監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円が与えられる“殺戮ゲーム”。人呼んで<人狼ゲーム>。目覚めると私はそれに参加していた。一体誰が、どのような目的で行っているのか…。参加メンバーのひとりが、以前“賭け側”としてゲームを観戦したことがあると告白した。
7.人狼ゲーム マッドランド (2017)
人狼が1人と狂人が7人に対して、村人が0人、用心棒と予言者が1人ずつ、という変則的なゲームになった6作目。
通常の人狼をあぶり出していく展開とは違い、村人側を見つけ出して人狼を守るという真逆の設定は面白かったですが、それだけの作品でした。
特に魅力的なキャラクターがいないし、ゲイの男の子がオカマオカマと馬鹿にされていたのも少し気になります…。
ラヴァーズで綺麗に終わっていたのに、完全にこれは蛇足です!
監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円が与えられる“殺戮ゲーム”。気を失った私は、9人の高校生たちと共にバンに揺られていた。今回の参加者は、村人側:2人(用心棒1人、予言者1人)、人狼側:1人、その他:狂人7人という【狂人村】。
8.人狼ゲーム クレイジーフォックス (2015)
恋愛要素を組み込んで変な感じになった3作目!
主人公が終始不思議ちゃんで、全く感情移入出来ません…。
わたしが引いたカードは「狐」。勝利条件は「ゲーム終了時に生存していること」。村人側が人狼を全滅させる、もしくは人狼と村人側が同数になった時点で狐=わたしが生き残っていれば、狐だけが勝利。狐は予言者の占い対象になると死亡する。ほかに人狼3人、予言者1人、霊媒師1人、用心棒1人。あとの5人は能力を持たない村人。わたしはそこで「運命」的な出会いをする。
まとめ
ということで、映画「人狼ゲーム」シリーズ全作品感想とおすすめの観る順番を紹介しました。
しっかり作り込まれた作品も面白いですが、こういう低予算感溢れるB級スリラー映画もたまに観ると面白いんですよね。
個人的に初期のピップエレキバンみたいな首の装置が好きだったので、途中ですぐ取れそうな首輪式になってしまってそこは残念です。
しかし、3作目から主演女優のチョイスがなんとも言えない感じだったのが、7作目で今注目の武田玲奈を起用したことは何か転機になるのかもしれません。
人狼が誰かわからない推理ゲームか人狼側の心理状態か、どちらを観たいかで好きな作品は分かれてくるかも。この記事を参考にいろいろ観てくださいね!